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Red Lions コーチの日記

練習試合vs伏見工業

投稿日時:2011/04/29(金) 21:12

今日は京都の名門校・伏見工業との練習試合に臨みました。
 
報徳学園A ×  0-67  ○ 伏見工業A
報徳学園B ○ 36-27  × 伏見工業B
報徳学園C ×  5-32  ○ 伏見工業C
 
Aチームはオフロードパスからの突破を止め切れず完敗。
逆にB・Cからは積極果敢にチャレンジする選手が見えたことが収穫でした。
 
勇敢な気持ちを持てない選手がターゲットにされ、
幾度となくそこを狙われ突破を許す展開となりました。
 
練習で取り組んでいる事の意味を理解する以前の問題。
 
追ってからタックル、自分から膝をついてタックル、
何よりタックルの寸前で身体が逃げる選手、タックル後の反応が遅い選手、
相手がパスをしたと分かっていながら、その選手にタックルして「フリ」をする選手、
戦えない選手がはっきりと見えた試合でもありました。
 
そして、今年一番欠けていることである「闘争心」
格下の相手には調子よく声を出して暴れまわるのに、
格上の相手には借りてきたネコのようにおとなしい。
そんな選手はラグビーをする資格もないと感じています。
 
練習中やグランド外での仲間うちの関係でも同じ。
弱い選手にガーガー吠えて、強い選手には優しく気を遣う。それでいいか?
相手が誰であろうが、自分の意思をぶつけ、お互いを理解しあえる仲間であるのか?
 
自分の可能性を試すためには、強い相手に立ち向かっていく事しか結果は出ません。
そういった事から逃げて、弱い者に対してイキリ立って自分の立場を守っていないか?
気持ちで負けず、部員全員でチームの可能性を引き上げる意思を持ち続けてほしい。
 
今年の報徳学園ラグビー部は『弱い』
言う人は勝手に言う。しかし全然気にすることはない。
その言葉だけで、勝手に『弱い』と思い込んで自信を失ってはいけない。
 
弱いなら弱いなりにチャレンジしよう。挑戦者でいいじゃないか!
そしてラグビーに向き合って楽しもう、結果は必ずついてくる。
君達には希望がある、素質もある、そして大きな大きな秘めた可能性がある。
何かの運命でこの場所に集まった仲間を信じて、共に戦う集団に変わろう。
 
『何も咲かない寒い日は
下へ下へと根を伸ばせ。
やがて大きな花が咲く』
 
今まで続けてきた練習、これからの厳しい練習は決して無駄ではなく、
間違いなく君達の勇気となり、糧となり、強力な武器となるだろう。
限られた3年間という時間は君達の人生においてかけがえのない大切な時間です。
明日からまた頑張ろう。大きな可能性を信じて。
 
 
言葉が過ぎたかもしれません。御容赦ください。
ただ、私の言いたい事を選手諸君はしっかりと胸に留めてもらえれば幸いです。
 
 
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